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ザックラ誕SS

やっとできました!
遅れてしまってごめんよザックラorz



というわけで、読んでくださる方は↓へお願い致します!


「squabble」


↓↓


squabble


「サンキューな」
 そう笑顔で答えているのはザックス。
 神羅の女性社員に囲まれ、プレゼントやら花束やら手紙やら、色々な物を受け取っていた。
 ザックスに呼ばれてここまで来たのだが、当分こちらへは来れなさそうな雰囲気だ。
 呼ばれたから来たのに、なんだか気分が悪い。
 しばらく待っていたが、こっちに来るどころか、一向に気付く気配さえない。
 このまま待っても来なさそうだな。
 そう思い、クラウドは部屋へ戻ることにした。

 部屋に戻り、ベッドへ倒れこむ。
 確かにザックスのファンクラブへの加入人数は、セフィロスに比べたら少ないが結構な人数が加入していると聞いている。
 だからたくさんの女性からプレゼントを貰うのもわかる。
 だけど、呼ばれたから行ったのに相手にされないというのは如何なものか。
 思い返していたらまた腹が立ってきた。
 イライラする。
 …イライラ?
 何でイライラしているのだろうか。
 ザックスのファンが多いのは今に始まったことではないし、プレゼントを貰っている場面を見たのも初めてではない。
 なのに、今回見たのに限ってイライラしているのはなぜだろう。
 ………わからない。
 分からないなら分からないで、何だかもやもやしてきた。
 考えても分からないしもやもやするし、何でもやもやしてるのか分からないし…と変な悪循環になっていた。
 いくら考えてもわからないし、もう今日はこのまま寝てしまおう。
 そう思い、クラウドは部屋の照明を落とし、布団をかぶった。



 次の日。
「クラウドー!」
 名前を呼ばれて振り返ると、ザックスが走り寄ってきた。
 まだ苛立ちが収まらないクラウドは、そのまま無視して行ってしまおうかとも考えたが、絶対追ってくるとわかっているので立ち止まることにする。
「何?」
 不機嫌なまま、いつもより低いトーンで話す。
「何で昨日来なかったんだよ」
 …は?
 何言ってんだ。
 行ったらアンタが取り込み中だったからだろ。
 そう心の中で思ったが、何もわかってないザックスに苛立ちを感じ、何も答えずにいた。
「なぁクラウド」
「ごめん、俺これから見回りだから」
 そう言ってスタスタと歩き出す。
「ちょっ、待てって」
 ザックスはとっさにクラウドの腕を掴んだ。
「言ってくれなくちゃ分からないだろ?」
 ザックスのその一言で、更に苛立ちを募らせ、
「…るさい」
「え?」
「うるさい!触るな!」
 キレた。
 パシンとザックスの手を払いのけ、クラウドはザックスが呼び止めるのを無視してそのまま歩き続けた。



 今日の任務が終わり、クラウドは一般兵の寮の自分の部屋へ向かう。
 すると、自分の部屋の前にザックスが立っていた。
「おかえり」
 クラウドは無視して部屋の鍵を開け、中に入ろうとする。
「待てよクラウド」
 ザックスがクラウドの腕を掴んだ。
「朝から何怒ってるんだよ」
「………」
 無言で手を払いのけ、無視して部屋に入る。
「言ってくれないとわからないだろ」
 ザックスが入ってくる前に扉を閉めようとしたが、間に合わず侵入を許してしまう。
 追い出そうかとも思ったのだが、力で勝てる気はしない、といか勝てる筈がないのでそのまま無視を決め込むことにした。
 そうしらたそのうち諦めて出ていくだろう。
 
 と、思ったのだが暫くしても出ていく気配は一向にない。
 無視している間もしきりに声をかけてくるし、正直しつこい…。
 でもここで自分が諦めて声をかけるのも何だか癪だし…。
 と、半ば意地になっていた。
 よし、もう寝てしまおう。
 そうしたら流石のザックスでも空気を読んで出ていくだろう。
 そう思い、クラウドは照明を落としてベッドに入る。
「なぁ、クラウド!って、おい!」
 流石に照明を落とされるとは思ってなかったのだろう、ザックスは驚きの声をあげた。
 出てけ出てけと祈りつつ、クラウドは目を瞑る。
「…よいしょっと」
「?!」
 出ていくであろうと思っていたのだが、なんと予想外なことにザックスが布団の中に入ってきた。
 喧嘩中…と言ってもこっちが無視しているだけだが…なのに、普通そんなことしないだろ。
 まったくもって意味がわからない。
 とりあえず、平常心。
 無視し続けてれば流石に諦めるだろ。
 そう思った。
 だが、しばらくしても出ていかないザックス。
 クラウドも負けじと無視をする。
 しばらくして、ザックスがもぞっと動き出した。
 今度こそ出ていくか?
 と、思ったのだが予想虚しく、というか予想をはるかに超える行動をとったのだ。
 なんと、ザックスは手を腰に回してきた。
 何でそうなる?!
 無視を決め込もうと思っていたが、流石に驚いたクラウドは
「何するんだ!」
 と、思わず反応してしまう。
「やっとしゃべってくれた」
 その声に、はっと気付く。
 やってしまった。
 無視しようと思っていたのにザックスの態度に、つい声を出してしまった。
 別に勝負していたわけではないが、負けた気がして何だか悔しい。
 クラウドは諦めてザックスの方を向き、
「起きるから、出てくれ」
 と、ザックスをベッドから追い出した。
 クラウドも起き上がり、照明を付けて机を挟んでザックスの向かいに座る。
「なぁクラウド、何で怒ってるのか教えてくれよ。俺何かした?」
 そう聞かれ、クラウドは暫く黙っていたが、ゆっくりと話し出した。
「…昨日、ザックスが呼んだから行ったのに、来なかったから」
「え、クラウド来てたのか。俺が気付かなかっただけか。それは悪かった」
 ザックスは頭を下げた。
「でも、だったら声かけてくれれば良かったのに。何で声かけなかったんだよ?」
 頭をあげ、再び問う。
 "何で"だって?
 クラウドはザックスの質問にまた苛立ちが募り、刺々しくこう答えた。
「女の人達に囲まれて忙しそうだったから!」
 そう言って、プイっと顔を背ける。
 クラウドの返答に、ザックスは一瞬固まってしまう。
 その後吹き出したかと思うと、大きな声で笑い出した。
「な、何笑ってんだよ!」
「いや、お前も可愛い所あるんだなって思って」
 ザックスは笑いを堪えようとしているものの、堪え切れずまだ笑っている。
「笑うな!」
 そもそも、なぜザックスが笑っているのか皆目見当もつかず更に苛立ちが募る。
「ごめんごめん、もう笑わない」
 ふぅ、とザックスは何度か息を付いて落ち着かせた。
 ザックスが落ち着いた頃、今度はクラウドが質問をする。
「ところで、ザックスは何で俺を呼び出したんだよ」
 まだ怒っているのか、若干言葉が刺々しい。
「ん?あぁ、それか…」
 ザックスはポリポリとこめかみを掻きながら言葉を濁すが、続けてこう答えた。
「いやぁ、今さら言いづらいんだけど…。実は俺、昨日誕生日だったんだ。それで、一緒に飯でも食おうかと思って…な…」
 あ…だからあんなに貰ってたのか…。
 俺、一方的に怒って、何だか悪いことしたな…。
「そう、だったのか。ごめん、ザックス…」
「いや、良いんだ。言わなかった俺も悪いし」
 そう言ってザックスはクラウドの頭をくしゃくしゃと撫でた。
 いつもなら子ども扱いするなと怒るところだが、悪いことをしてしまった手前言いにくく、今回は大人しく撫でられておく。
「なぁクラウド。今日はもう遅いから、明日一緒に飯行かないか?と言うか行ってくれませんか!」
 お願いします!と、頭を下げて手を差し出した。
 クラウドは、
「仕方ないな。そんなに一緒に行って欲しいなら行かなくもない」
 と言って、ザックスの手を取る。
 口では皮肉を言っているが、その表情は何だか嬉しそうだ。
「おう、サンキューな。じゃあ俺、部屋戻るわ。また明日な」
 そう言ってザックスは退室しようとドアへ向かう。
「あ、ザックス!」
 名前を呼ばれ、ザックスは振り返る。
「ん?」
「えと…1日遅れだけど、誕生日、おめでとう…」
 クラウドのその言葉を聞き、ザックスが戻ってきて、
「サンキュ。また明日な!」
 そう言った後、先程のようにクラウドの頭をくしゃくしゃと撫でた。
「また明日…」
 クラウドは小さく返事をする。
 ザックスはその様子を見て笑顔を浮かべ、今度こそ退室した。
 さっきまで賑やかだった部屋に、静寂が戻る。
 明日、か…。
 楽しみだな。
 期待を胸に、クラウドはベッドに入った。

 明日は何事もなく、楽しい夜が迎えられますように…。







ザックラお誕生日おめでとー!
めっちゃ遅いけど…orz
喧嘩っプルですね。
喧嘩難しい…。
あ、でもこいつら付き合ってませんよ。
あくまでお友達です。
しいて言うなら友達以上恋人未満的な。
でもザックスは間違いなくクラウドのこと好きだと思う。
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彩

  • Author:彩
  • アスキラ大好きゲーム大好きアニメ大好き漫画大好き=ヲタク、彩のブログです。
    日常のことを書いたりゲームやらアニメやら漫画やらの感想とかを書きます。ネタバレもあるよ!
    腐女子発言、下ネタは通常運行です。


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